革靴が臭い!!
革靴は密閉性が高いため蒸れやすく、ただでさえ臭いがこもりやすいです。
そのうえ、雨で濡れてしまうともの凄い臭いを発してしまい、靴を脱いだ瞬間に一緒にいる人に気づかれてしまうことも…

営業で客先に上がる時や、飲み会の時に靴を脱ぐときは緊張感が走ります…
結論から言うと、
雨で濡れた革靴の臭いは、すぐに乾かして取り除くことをオススメします。
なぜなら、嫌な臭いは湿気によって生み出されているからです。
そのまま放置すると、余計臭ってくるため、すぐに革靴のケアをするようにしましょう。
今回は、雨でぬれた後の革靴の臭い対策を靴まぐ福岡編集部がご紹介します!
雨に濡れた革靴の臭いはすぐに乾かして取り除く!
濡れた革靴の臭いの発生を抑えるためには、「乾燥させること」が最も重要です。
なぜなら、臭いの原因は湿気による雑菌の繁殖だからです。

乾燥させると、湿気と共にこの雑菌も取り除くことができます。
なお、雨に濡れた後も長い間放置していると、次々に雑菌が増殖し、臭いがこもってしまいます。
そのため、雨の日の革靴のケアは、家に帰宅したらすぐに行うようにしてください。
これにより革靴の傷みを最小限に抑えることができます。
革靴についた水分(臭いの原因)は帰ったらすぐに拭き取ろう
革靴を乾かす方法は、以下の手順です。
- 革靴についた水分をタオルで拭きとる
- 中敷きを外す
- キチンペーパーや新聞紙をつま先に詰める
- 壁などにつま先部分を上にして立てかける
とれる水分は拭き取る
何もせずに革靴を立てかけているだけでは、雨の水分の乾燥が進みません。

タオルでできるだけ革靴表面の水分を拭き取っておきましょう。
中敷きを取り出す
- 中敷きも濡れている
- 嫌な臭いがする
こんな場合は、必ず革靴の中敷きを取り外してから乾かしてください。
こうすることによって、乾きが断然速くなります。

乾かしても臭いが取れない場合は、新しい中敷きに取り換えると良いですね!
中に詰め物をする
中敷きを外したあとは、つま先部分にキッチンペーパーを詰めましょう。
中に詰め物をする理由は、以下の通り。
- 中から水分を吸い取って乾きを早める
- 靴の型崩れを防ぐ
一般的には新聞紙を使うことが勧められていることが多いですが、キッチンペーパーの方が靴の中でボロボロになりにくく、水分の吸収力も高いためオススメです。
壁に立てかけて乾かす
革靴は底面からも乾燥します。
なので、つま先部分を上にして壁などに立てかけて乾かすようにしましょう。

なるべく通気の良いところで乾かすことが大切です。
風通しが悪い場所での乾燥は、雑菌やカビの発生を促してしまいます。
雨に濡れた革靴の臭いをケアするオススメグッズ
雨に濡れた革靴の臭いを取り除くのは、乾かすことが一般的な方法です。
自然に乾燥させてもいいのですが、より効果的に乾燥させながらニオイの発生を抑えることができるものがあります。
それが、シューズドライヤーです。

いくつかの種類がありますが、上記の「BHOMEA」のシューズドライヤーが手ごろで性能が高いためおススメです。
シューズドライヤーとは、その名の通り靴を乾かすためのドライヤーで、壁にたてかけるよりも圧倒的に速く革靴を乾かせることができます。
シューズドライヤーの価格は、メーカーにもよりますが、2000〜5000円で買うことができます。
二手に分かれたノズルが付いていることが多く、靴を片方ずつそれらに被せるようにして乾燥させることが可能です。
シューズドライヤーによっては、
- 50分でスニーカーを乾かすことが可能
- 革靴専用のモードがある
などの機能が付いているものもあります。

速く乾かしたいという方は、より強力なモデルの購入を検討してみると良いでしょう。
防水スプレーで濡れるのを防ぐ
雨が降った際に、水分によるダメージを防ぐためにもオススメなのが防水スプレーです。
「傷むため革靴には防水スプレーをしない方が良い」
という意見が一昔前にありましたが、最近は防水スプレーの性能も高まってきているため、革靴を傷めずにケアすることが可能となっています。
防水スプレーといっても、種類は様々。
大まかには
- フッ素系
- シリコン系
の2種類があります。

革靴にオススメなのは、断然フッ素系の防水スプレーです。
シリコンは油性のため、革に染み込んでシミになってしまうかもしれないので、フッ素系が安全です。
フッ素系の防水スプレーなら定番のアメダスがおススメです。
なお、シリコン系、フッ素系を問わず、靴の防水スプレーは臭いがキツイです。
そのため、防水スプレーを吹き付ける際は、換気をよくした状態で行うようにしましょう。

まとめ
今回は雨に濡れて発生した革靴の臭いを取り除く方法をご紹介しました。
最も大事なことは「すぐに革靴を乾かすこと」です。
手順は以下の通り。
- 革靴についた水分をタオルで拭きとる
- 中敷きを外す
- キチンペーパーや新聞紙をつま先に詰める
- 壁などにつま先部分を上にして立てかける
そのほか、必要であれば、シューズドライヤーや防水スプレーを使ってケアや雨による臭いの予防を行うと良いでしょう。
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