
茶色の革靴を雨で濡らしてしまって雨シミが出来てしまった!お金をかけずに自宅で直す方法ある?
こんな疑問に靴まぐ福岡編集部が答えます。
革靴が雨で濡れたり、トイレで手を洗った後に気づいたら靴に水滴が落ちてしまい、濡れた部分がシミになってしまうことってありますよね。
特に明るい色の革靴だと、目立ってしまって、ガックリきちゃいます…
でも、安心してください。雨ジミは自宅で簡単に治せます!
お店でお願いしてもキレイにしてもらえますが、そこそこの修理費用がかかると思いますので、今回ご紹介する方法をまずは試してみることをおススメします!
今回は、革靴にできてしまった雨ジミを落とす簡単な方法をご紹介します。
- 雨ジミは一部分だけ濡れることによって起きる
- 全体を濡らして乾かせば雨ジミは直せる
- キッチンペーパーを使ってパックしよう
雨ジミが出来るメカニズム
雨ジミは、革靴の一部分だけが濡れることによって発生します。
小学生のころ、絵の具で絵を描いた経験はありませんか?
画用紙に水彩絵の具で絵を描いた後に、水を1滴落とすとどうなるでしょうか。
こんな感じで絵がにじみますよね。雨ジミとはこのような状態です。
革靴の一部分だけが濡れると、革の中の染料が濡れた部分に集まってきて、色が濃くなります。
そのまま乾燥させてしまうと、立派な雨シミの出来上がりです。
雨ジミの直し方
雨ジミを直し方は簡単です。
一部分だけ濡れることで染料がかたよってシミになってしまうんですから、全体を濡らしちゃえばいいんです。

全体が濡れれば、染料のかたよりは起こりませんからね。
とは言っても、水でジャバジャバやっちゃうのは良くありませんので、靴の表面だけを濡らすにとどめます。
靴全体の表面を使うのに必要な道具はたった一つです。
キッチンペーパーを使います。
雨ジミを直す手順
雨ジミを直す手順は下記のとおりです。
- 濡らしたキッチンペーパーを靴全体に貼り付けます。
- 乾くまで待ちます。
- 乾いたらシミをチェックして消えていたら完了

簡単に言うと、キッチンペーパーでパックするような感じです。
もし乾いたのにシミが消えていなかったら、もう一度パックしましょう。
もう一度パックする時には、勇気を出して水を多めにしてもいいと思います。
実際にやってみた
先日、私の靴も雨ジミが出来てしまいました。
車から家まで15秒ほど雨の中を傘を差さずに歩いたら、ポツポツと雨に濡れてしまい、乾かすとこんなシミだらけの状態に。
写真で見るとそうでもないですが、実物を見ると結構目立ちます。

いい機会だったので私の靴の雨シミを直してみようと思います。
雨ジミだらけの靴を確認しておきましょう(Before)
靴はJ.M.WESTONの通称GOLFです。結婚したときに結納返しで義父に贈って頂いたものです。
靴をぐるりと1周かこむように、雨ジミだらけになってしまっています。

大切な靴なので、ぜひキレイな状態に戻したい!
革靴を濡らします
キッチンペーパーを靴にあてがい、霧吹きを使って徐々に濡らしていきました。
やってみると、けっこう水をかけないと靴を濡らせませんでしたので、最初から豪快に水をかけてもよかったかもしれません。
あとは乾燥させるだけです。

乾燥した後に雨シミが消えているか、ドキドキですね。。
雨ジミはキレイさっぱりなくなりました!(After)
※写真が暗かったので、少し加工して明るくしてます。
見ての通り、雨ジミはきれいさっぱり消えました!

こんなにキレイに消えるとは思ってなかったので、自分でもビックリです!
夜の間にしっかり濡らして、玄関に放置しておくだけなので、ホントに手軽でカンタンです。
革靴にできた雨ジミは自宅で直そう
今回の記事の内容をもう一度まとめておきます。
- 雨ジミは一部分だけ濡れることによって起きる
- 全体を濡らして乾かせば雨ジミは直せる
- キッチンペーパーを使ってパックしよう

雨ジミを消す方法が分かっていると、大切な靴が万が一雨で濡れてしまっても安心ですね!
革靴にとって、雨で濡れることは革の劣化にもつながりますので、場合によっては防水スプレーの使用も考えてみてもいいでしょう。
≫革靴に防水スプレーしても大丈夫?防水スプレーの正しい使い方【図解】
今回は「革靴の雨ジミの直し方!【自宅で簡単に治せます】」という内容でした。
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