
防水スプレーを使いたいけど、何度もスプレーするのがめんどくさい!
そもそも、スプレーした後、いつ効果が切れるのか良く分からない。
1回使えばずっとOKの楽ちんな防水スプレーがあったらいいな。
こんな疑問に靴まぐ福岡編集部がお答えします!
防水スプレーって、スプレーをかけた直後は水をはじきますが、しばらく経つと効果が持続してるか判断しづらいですよね。
「まだ防水効いているだろう」と思って雨の日に履いたら、防水効果がなくなってて大切な靴が濡れてしまったり…
そんな使い方のコツがつかみにくい防水スプレーを、根底から覆す商品を見つけました!
効果が半永久で持続する防水スプレー
「リキプルーフの何が根底から覆すのか?」と言うと、
- 効果が半永久
- 天然由来成分のみを使用
- シリコン系なのに革に優しい

シリコン系なのに天然成分??しかも効果が半永久???

そう!リキプルーフは前代未聞の防水スプレーなんだよ!
確かに、これらの情報はメーカーが出しているものなので、疑ってしまうのも当然です。
そこで、今回は靴まぐ福岡編集部が、ユーザーの代表として「リキプルーフ(LIQUIPROOF)」の効果を試してみました!
ちなみに、試してみて感じたことは、
控えめに言って最高すぎました!
- 撥水効果バツグン!
- 使い方も簡単!
- 効果は持続中!(半年経過)

何度もお手入れするのがめんどくさい方や、通常の防水スプレーでは満足できない方には超絶おススメです!
では、リキプルーフの詳細についてご紹介します。
リキプルーフ(LIQUI PROOF)とは
リキプルーフ(LIQUI PROOF)は、イギリス生まれの防水スプレーです。
特徴としては、
- リキッド(液体)タイプ
- 効果が半永久的
- 環境に配慮された天然成分でつくられている
という点です。
イギリスは雨の多い地域なので、昔から防水加工された衣料品が豊富です。
例えば、伝統的な雨対策素材の製品として、マッキントッシュのゴム引き素材のコートや、バブアー(Barbour)のオイルドクロスなんかもありますね。
雨が多くて、昔から雨対策が欠かせないイギリス製の防水スプレーなんで、作りも本気です。

イギリスといえば質実剛健!
リキプルーフ(LIQUI PROOF)と普通の防水スプレーの違い
リキプルーフと通常の防水スプレーとの大きな違いは、リキッドタイプであるという点です。
なので、スプレーのように吹き付けて使うのではなく、靴にしみ込ませて使います。
靴全体にしみ込ませることで、スプレーのようにムラなく防水効果を発揮します。
成分を見てみましょう。
一般的なフッ素系のスプレーとは違い、シリコン系であるため、防水効果は抜群!
1度しみ込ませてしまえば、半永久的に効果が持続するという点も見逃せませんね。

何度も防水スプレーするのが面倒な人にはぜひ試してみてほしいです!
ちなみに、一般的にシリコン系の防水スプレーは、靴にべっとりと張り付いてしまうため、著しく通気性と柔軟性を損なってしまいます。
コチラの記事で詳しく解説しています。
>>>革靴に防水スプレーしても大丈夫?防水スプレーの正しい使い方【図解】

しかし、リキプルーフ(LIQUI PROOF)は、独自のナノテクノロジーにより、シリコンを微細化し、表面の風合いを損なわずに通気性と柔軟性を兼ね備えています。

唯一無二のシリコン系防水スプレーです!
デリケートな革製品にも安心して使えるのはすごくポイント高いですね!
リキプルーフ(LIQUI PROOF)の使い方はカンタン
リキプルーフ(LIQUI PROOF)の使い方はカンタンです。
- しみ込ませる
- 乾かす
これだけ。
靴まぐ編集部で試した様子を写真に撮ってますので、順を追ってみてみましょう!
リキプルーフ(LIQUI PROOF)をスエード素材の靴で試してみた
今回はコチラの靴を使います。

汚い靴で恐縮ですが、私の愛用しているパラブーツのウィリアムです。
素材がスエードで、防水スプレーをかけたことがない靴なので、効果を実証するのにはうってつけです。
一応、スエード靴のお手入れ手順も合わせてご紹介しますね。
1.まずはブラッシングで汚れをかき出します
スエード用の生ゴムのブラシを使って、汚れをかき出しつつ、スエードの毛並みを整えます。
スエードの毛が寝てしまっている場合は、真鍮のワイヤーブラシを使って毛を起こすとよいです。(上記画像はワイヤーブラシで毛を起こした後の状態)

ワイヤーブラシは100均でも手に入ります。
2.毛羽立ちをライターで焼きます
毛羽立ち過ぎてしまったので、ライターで毛羽立ちを焼いて表面を整えます。

あちっ…あちちち…!

やけどしないように注意!
これが完成形です!
ピンボケしててすみません(^^;
3.リキプルーフ(LIQUI PROOF)をしみ込ませる
整った表面めがけて、リキプルーフをかけていきます。
全体に振りかけたら、ブラシで馴染ませます。
ブラシは何でもいいですよ。
ゴシゴシ。
片方しみ込み完了しました。
リキプルーフがしみ込んで色が濃くなっているのが分かりますね。
この調子で残った片方にもリキプルーフをしみ込ませます。
よし、完成!
特に難しいことはなく、短時間で作業は終わります。
4.乾かす
リキプルーフを塗った靴を乾かします。
必ず陰干しで!
天日干しは革に悪影響を与えるので絶対にNGです!
メーカー推奨は丸一日ですが、乾くまでそんなにかかりませんでした。
でも、最低でも半日は乾かした方がよさそうです。
念のため、丸1日乾燥させた靴がコチラ。
元の色に戻りました。
ムラがでたり、変色したりすることもなく、元の風合いを保っています。
一見すると防水加工をしたようには見えませんが、効果はどうなのでしょうか…
リキプルーフ(LIQUI PROOF)は撥水効果バツグンだった!
さて、リキプルーフの撥水効果の実証実験です!
新鮮な水を用意しました!
さて、効果のほどは…
おおっ!!
弾いている!!!
実験後はこの通り。
完全に水をはじいて、スエード表面は一切濡れていません。
メーカーの表示通り、撥水力はバツグンでした!
思った以上に水をはじいていたのですごかった。

ちなみに、メーカーさんの実演販売会では、水の中に靴を沈めてましたが、全く濡れてませんでしたよ!
リキプルーフ(LIQUI PROOF)の効果は半永久
これはまだ実証中ではありますが、防水加工をして約半年がたった今(2019年7月)も、しっかりと撥水してくれます。

この点は、今後も継続して効果を検証していきます。

半年経っても効果が続いていること自体、スゴイことですけどね。
リキプルーフ(LIQUI PROOF)の購入はAmazonか楽天で
リキプルーフは、ほとんど卸売りをしていません。(メーカーの方から聞きました)
なので、購入先はAmazonか楽天のみになります。
実店舗だと、全国のビルケンシュトックのショップでも取り扱っているそうなので、近くにお店がある方は行ってみてください。
リキプルーフ(LIQUI PROOF)は青と茶色の2種類
リキプルーフには青と茶色の2種類があります。
- 青:スエード素材や布製品用
- 茶色:表側(スムースレザー)用

使いたい素材に応じて使い分けてくださいね!
リキプルーフ(LIQUI PROOF)は最強の防水スプレーだった
リキプルーフは、撥水効果もすごいんですが、特筆すべきはやっぱり効果が半永久的に持続すること。
何度も塗りなおす手間が省けますし、1度手を加えるだけで、雨の日でも履けちゃう防水加工を自宅で簡単にできちゃうってのがホントに凄いです。
普通の防水スプレーでは物足りない方や、こまめな手入れがめんどうな人にはおススメですので、ぜひ試してみてくださいね!
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