
うちには小学生の子供がいます。
週末になると、学校から上履きを持って帰ってくるんですが、毎度毎度ビックリするほど
真っ黒!!!
わざと汚してるんじゃないの?って思うくらい汚れてます。

で、真っ白にしてやろうとゴシゴシ洗うんですが、思うように真っ白にはならないんですよね。
私も靴まぐ編集部の一員であるからには、このままじゃいけない!と立ち上がりました。
徹底的に上履きの素材や合う洗剤を調べつくし、今まで落とせなかった汚れを落として、上履きを真っ白に洗うことに成功しました。
靴の中の皮脂汚れや、汗の汚れ、靴底の汚れ、薄いシミなども消えて真っ白に!!
習字の墨汚れにはあまり効果ありませんでしたが、それ以外の汚れはしっかり落とすことができました♪
上履きの汚れ落としに困っているママに向けて、今回試した方法をお伝えます。
ぜひ試してみて下さい!
上履きの素材について
市販されている上履きの素材はほとんどが「綿キャンバス」か「ビニール」です。

綿キャンバス製の上履き
綿は吸水性、通気性がよく、汗をかきやすい子供の上履きにはぴったりの素材です。
唯一の欠点は汚れやすいこと。

甲や側面の本体部分、ベルトや内側は洗剤での「漬け置き洗い」や「こすり洗い」が有効です。
底の部分はビニールでできているので、ブラシやヘラで汚れをこすりおとせます。
ビニール製の上履き
吸水性はありませんが、そのぶん汚れをはじいてくれるのできれいな状態で使い続けられます。
内側に張り付けられた薄い綿生地で汗を吸収しますが、表面がビニールの場合は通気性がないため蒸れやすく、においの原因にもなります。

底の部分もビニールなので、ブラシやヘラでのこすり洗いで簡単にきれいになります。
汚れの原因と洗い方

- ほこりや泥などの固形の汚れ
- 汗などの水に溶ける汚れ
固形の汚れ
固形の汚れは、日常生活の中で付いた泥汚れや土埃によるものです。
乾いているときに上履きの甲や靴底をシューズブラシやたわしで軽くこすると落ちますが、水で濡れてしまうと固まって落としにくくなります。
繊維の奥の方に入っていってしまうと完全に除去するのは不可能に近いです(^^;

水に溶ける汚れ
水に溶ける汚れは、汗や皮脂が主です。
給食の食べこぼしがかかってしまうことや、絵の具がついてしまったりなどのケースも含まれます。
汗は水で落ちますが、皮脂やその他の油を含んだ汚れは、せっけんや洗剤で揉み出さないと落ちません。

ビニール上履きをウタマロせっけんでゴシゴシ
ビニールの上履きはあまり汚れが目立ちません。
我が家の小学4年生は普段から給食をこぼしたりして汚してくるのでビニール素材の上履きを使っています。

有名なウタマロせっけんと100均のシューズタワシで、表面と内側、ベルト部分もゴシゴシこすり洗いしました。

ベルト部分の黒ずんだ汚れや、上履き内側の布部分には、せっけんを小さめにカットするとこすり付けやすくなります。
ゴシゴシこするのは手間ですが、目に見えて汚れが落ちていくのは楽しいものです♪
特に内側の部分をこすっていると汚れた水が靴の中にたまっていきます。

綿キャンバス上履きはオキシ漬けで浸け置き洗い

きれいに見えますが、よく見るとうっすらと茶色く汚れのモヤがかかっているような状態です。
シミのような汚れには、こすり洗いよりも漬け置き洗いのほうが効果があると聞き、オキシ漬けを試すことにしました。
今回は変化球で、100円ショップで酸素系漂白剤を買ってきました。

今回はお風呂には少し熱い45℃くらいの湯3ℓに対して、5gスプーン1杯の酸素系漂白剤を溶かして、上履きを30分ほどつけ置きしました。
ほったらかしでも汚れが落ちるのか心配でしたが、結果としてはちゃんと真っ白に洗えました。
ついでに衣類についた菌を除去するので、除菌や消臭の効果もあります。

真っ白の上履きは気持ちいい♪
今回は、ビニール×ブラシ洗い、綿キャンバス×オキシ漬けの組み合わせで2種類の素材をそれぞれの洗い方で洗ってみました。
素材の特性に合わせて洗い方を工夫すると、上履きを簡単に真っ白にできます。
「すごーい!真っ白!新品みたい!」
上履きが真っ白になると気持ちいいし、子供も喜びます。

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