
白いスニーカーを洗ったら黄ばんでしまった!黄ばみをとる方法を教えて!そもそも黄ばまないように洗うにはどうしたらいいの?
こんな疑問に、靴まぐ福岡編集部が全力で答えます!
白いスニーカーは、なるべくキレイな状態で履きたいですよね。布製のスニーカーは水でジャブジャブ洗って、汚れを落とせるのも魅力です。
そんな白いスニーカーを、洗って天日干ししたら黄ばんでしまった…!という経験はありませんか?

実は私も、5年くらい履いているお気に入りのスニーカーを洗って、天日干しで乾かしたら、がっつり黄ばんでしまいました…
そこで、色々と調べて実践してみると、簡単に黄ばみを落とすことが出来ました!
今回は私が試した、洗った白いスニーカーが黄ばんでしまった時の対処法をご紹介します。
白いスニーカーの黄ばみの原因
洗ったスニーカーに出てくる黄ばみは、スニーカーに残った洗剤が日光と反応して変色してしまうことが原因です。

洗濯洗剤に含まれるアルカリ性物質が、太陽光の紫外線に反応して茶色く変色してしまうんです!
私が今回スニーカーを洗った時に使ったのは「ウタマロ石鹸」でした。
ウタマロ石鹸のホームページを見てみると、弱アルカリ性との表記がありました。
洗った後の「すすぎ」が足りずに、洗剤が残ってしまったまま天日干ししたことが原因のようです。
ちなみにウタマロ石鹸は、シャツのエリ汚れや子どものトイレの失敗に効果絶大かつ高コスパ(1個100円くらい)でおススメです。
油汚れにも泥汚れにも効果が高いです。

私は近くのスーパーで買っていますが、近くで見つけられない場合はAmazonでどうぞ。
黄ばみへの対処法
黄ばみを落とすためには、黄ばみの原因であるアルカリ性物質を中和させてあげるといいようです。
アルカリ性を中和させるには酸性の物質をぶつける必要があります。

今回は、よくネット上で見かける「お酢」を使った方法を試してみます。
お酢を使って黄ばみを落としてみた
まずは、黄ばんでしまった私のスニーカーをご覧ください。
ゴムのソールに近い部分と、かかとの部分に集中して黄ばみが発生しています。

黄ばみがあるせいで、古びた汚い印象ですね。
このスニーカーをお酢のチカラで復活させてみたいと思います。
黄ばみを落とす手順
お酢を使って黄ばみを落とす手順はカンタンです。
- お酢を入れた水につける
- 乾かす
詳細を見ていきましょう。
お酢を入れた水につける
水でも十分に効果があるようですが、私は40度くらいのお湯に漬け込みました。
写真の通り、私は洗面所で漬け込みましたが、奥さんに怒られる可能性が高いのでご注意ください。

(私は怒られてしまいました…)
スニーカーが全部浸かるくらい水をためたら、お酢を投入します。
私は待ちきれずに、水をためながらお酢を投入しました。

量は測っていませんが、100㏄くらいは注ぎました。
使っているお酢は、家にあったモノです。なんでもいいと思います。
「お酢を入れたら2~3時間放置する」とネットで書いてありましたが、私は30分くらいで奥さんに見つかってしまい、終了を余儀なくされました。

洗面所で靴を浸けるのは、やめておきましょう!
乾かす
天気の良い日に、ベランダで乾かしました。
太陽光がサンサンと降り注ぐ状態で乾かしたので、「また黄ばんだらどうしよう」とも思いましたが、早く乾かしたかったので天日干ししました。
乾きが早くなるように、物干しざおに引っ掛けて半日置いておきました。
結果:黄ばみがキレイに落ちて真っ白に!
カンペキに乾燥させた写真がコチラ!真っ白!!
黄ばがしっかり落ちて真っ白になりました。

お酢スゴイ!!
黄ばみが出ないようにするには
今回ご紹介したのは黄ばんでしまった後の対処法でしたが、出来ることなら黄ばみが出ないように1度で洗濯できたらいいですよね。
黄ばみが出ないようにする方法は以下の3つです。
- よくすすぐ
- あらかじめお酢で中和する
- 中性の洗剤を使う
①よくすすぐ

洗剤が絶対に残らないように、これでもか!ってほどにすすぎます。
バケツに水を張って、靴を突っ込んでジャバジャバ…
バケツの水を入れ替えてまたジャバジャバ…
ただ、洗剤が落ち切っているかどうかを確認することができないので、乾いた時に黄ばみが発生してしまうことがあるかもしれません。
目安として3回~5回はすすぎを行いましょう!
②あらかじめお酢で中和しておく
洗剤を落としきることはあきらめて、後で2度手間にならないように、乾かす前にお酢で中和しておく方法です。
手順としてはこんな感じです。
- 洗剤で洗う
- 水ですすぐ
- お酢に浸ける
- 乾かす
これで、黄ばみはほぼほぼ抑えられるかと思います。

「お酢なら常に家にあるよ!」という方はこれでOKです。
この方法がイチバンおススメです。
後からお酢に浸けて、またすすいで乾かすなんてメンドクサイじゃないですか。
だったら、洗剤が残っていようが残っていまいが中和しておくのが結果的にラクですよ。
③中性洗剤で洗う
そもそもアルカリ性物質を使わなければ、黄ばみは発生しませんので、「洗剤ごと換えてしまおう!」という方におススメなのが中性洗剤。
洗濯洗剤の中には、中性の洗剤がありまして、よく「オシャレ着洗い用」として売られているものに多いです。
いくつか紹介すると、
どれもCMでお馴染みの洗剤ですね。

スーパーやドラッグストアで買う場合は、成分表気を見て「中性」と書かれているモノを選びましょう。
ただ、中性洗剤は汚れを落とす力は弱いので注意が必要です。
スニーカーを汚れないようにするには
そもそも汚れがつきにくい状態にしておけば、頻繁に洗う手間を減らせますよね。
そこでおススメなのが、「防水スプレー」です。
防水スプレーは、水だけではなく油汚れもはじいてくれるので、靴が汚れにくくなります。
防水スプレーについては革靴に防水スプレーしても大丈夫?防水スプレーの正しい使い方【図解】という記事でも書いていますので、そちらをご覧ください。
白いスニーカーの黄ばみ対策まとめ
今回の記事をまとめておきます。
- 黄ばみの原因は、すすぎが足りないことによる洗剤の残り
- お酢で中和すると黄ばみは落ちる
- 防水スプレーを使えば汚れにくくなる
今回は、お酢を使った方法をご紹介しましたが、お酢の他に「レモン汁」や「クエン酸」を使っても同じ効果が得られるようです。
もし「家にお酢がない~!」という方は、酸性っぽいモノで試してみてくださいね!
今回は、洗った白いスニーカーが黄ばんでしまった時の対処法について、靴まぐ福岡編集部がご紹介しました!
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