スニーカーって、どれを選んでも履き心地は大して変わらないから、デザインを第一に選んでいませんか?
確かに、それで何の問題もない人の方が多いと思います。

私もそう思って、安易にスニーカーを選んでいました。
でも、あるスニーカーを履いたところ、私の爪はボロボロに剥がれ落ち、大失敗してしまいました…
実は、足に合わない靴を無理して履き続けてしまったのが原因で「爪下出血」を起こしてしまったんです(´;ω;`)
きちんとお店で計測してもらって、自分に合ったサイズを買ったつもりでしたが、今考えると全くダメダメな選び方をしてしまっていました。
今回は、私のように靴のサイズ選びで失敗したくない人のために、私の失敗談をお話したいと思います。

靴のサイズ選びの参考にしてもらえたら嬉しいです!
私がサイズ選びを失敗してしまったきっかけ

趣味で始めたランニングのためにスニーカーを選びに行って、見事に失敗してしまいました…
見た目だけでスニーカーを選んでしまった
私がスニーカーを選んだ時に重要視したのは
- 見た目がカッコいい!
- お気に入りのブランド
ということでした。
お気に入りブランドのカッコいいスニーカーを手に入れた私は、暇さえ道さえあれば走っていました。
ところが新しいシューズで走り始めて3日ほど経った頃、つま先に違和感を感じ始めます。

走った後に足の人差し指が疼くようにズキズキと痛むんです(´;ω;`)
私は痛むつま先をかばいながら、不自然なフォームで走り続けました。
日常生活にも影響がでる足のトラブル

そうしてさらに約1週間経った頃、ついに悲劇が…( ゚Д゚)
ランニングから戻って靴下を脱ぐと、足の人差し指の爪が内出血を起こしたように赤黒くなって、爪の両脇が皮膚に食い込んで化膿しているのか、指先が熱を持って腫れていました。
普通に歩くのも困難なほどで、あんなに楽しかったランニングも苦行になってしまいました。

それでも走ってたなんてスゴイ執念だね。

3日坊主と思われるのがイヤで、泣く泣く走ってました!
私の足の爪は最終的にはバラバラに割れて、今は生え際部分がほんの少し残る程度。
今でも新しい爪はなかなか伸びてきません。
正しいサイズ選びとは
そんな日々が1年ほど続いたある日、

もしかしたら、靴が合っていないのかな?
ということにようやく気付いた私。(気づくの遅すぎ!)
たまたま立ち寄ったスポーツ店で悩みを打ち明け、自分の足に合ったサイズの靴を勧めて頂くことに。
履かせてもらった靴は、
普段の靴より1cmほど大きなサイズ。

脱げるかも?

靴擦れしないかな?
と心配でしたが、履いてみてビックリ!!
アドバイスに従うと今までにないくらい快適な履き心地でした!!!
実は、サイズ選びにはコツがあったんです。
サイズ選びで重要な捨て寸
スニーカーのサイズ選びには「捨て寸」を靴の中につくってあげて、正しく履くことが重要です。
なぜなら、歩いたり走ったりするときにつま先に圧力がかかり、足の指が伸びるからです。

スニーカーは、カカトから合わせてつま先に余裕を持たせて、紐をしっかり締めて履いてくださいね。

え…こんなにつま先余っちゃっていいの~?
先述のスポーツ店の店員さんのアドバイスを受けて普段より1cm大きいサイズを試してみると、スニーカーのつま先を指で押してみても、足の指に当たらないほどサイズの余裕がありました。

実際にスニーカーを履いて走ってみると、それまで窮屈だったつま先が楽になり、つま先の痛みから解放されました。
ランニングやスポーツをするときは、実寸に合わせた締め付けてしまう靴だと、足に思いがけないほどの負担をかけてしまうのです。
目安として、普段履くスニーカーなら捨て寸は1cmから1.5cmほどあってもいいです。

この捨て寸は履いてみないとどのくらいになるかわからないので、やっぱり店頭での試着は大事です。
靴紐はしっかり締めて履こう
普段履くスニーカーなら、靴ひもをゆるっと結んだままで緩めずに脱ぎ履きする人も多いでしょう。

恥ずかしながら私も当然その1人でした。
スニーカーは、紐をしっかり締めて本来の目的が達成出来なかったり、せっかくの性能が発揮できなくなることがあります。
スニーカーを履くときには、踵から合わせて固定させるように靴ひもを締めることが重要です。
その時、つま先側の靴ひもは締めすぎず、足の甲から足首側の靴ひもはしっかりとフィットするように引き締めると、足首が固定されて靴の中で足が動くことはないので、つま先が自由に動くので快適です。
これは普段履きのスニーカーに限らず、スポーツシューズでも同じです。

ぴったりフィットして気持ちいいスニーカーは、長く楽しく歩けそうですね。
同じサイズでもブランドでカタチが違う
試着を繰り返すうちに、靴のもとになる足型はそれぞれブランドごとに特徴や違いがあることに気が付きました。

こっちのブランドの靴は軽くていいけど履き込みが浅いな…

あっちのブランドはしっかりホールド感があるけど重いので練習用かな?
たくさん履くうちにそれぞれのブランドの特徴が分かってきて、
- どんなコンセプトでこの靴をデザインしたのか
- どんな人に向けて作った靴なのか
などが理解できて楽しくなってきました。
足の甲が高かったり薄かったり踵が小さかったりなど、一人一人の顔が違うように足型も人それぞれ。
急がば回れでたくさんの試着をすることが自分の足型を見つけることにつながります。

試着はたくさんしましょう!
長さだけでなく幅も気にしてみて
靴屋さんでたくさん試着している中で、店員さんに教えてもらったのが

ワイズに気をつけて靴選びをするといいですよ
ということでした。
同じメーカーのスニーカー、同じサイズであってもはき心地が違うことがありますが、その理由は「ワイズ」です。
ワイズとは、靴の横幅のことです。
メーカーにもよりますが靴の中敷に「E」とか、「EE」という風に表記されています。
これは足の横幅を表すサイズで、幅広の足型が多い男性がつい大きめの靴を選んでしまうのはこのワイズの影響があるようです。

「サイズが合ってるはずなのになんか窮屈」と感じるときはワイズの展開があるメーカーを選んでみるといいかもしれません。
靴選びはとっても大事!
私の足の爪は最終的にはバラバラに割れて、今は生え際部分がほんの少し残る程度になってしまいました。新しい爪はなかなか伸びてきません…(・_・;)
つま先が痛み始めたところで走るのを止めて、靴選びの失敗に気づけばよかったのに、「急にランニングなんか始めるから〜」なんて家族にからかわれるのを恐れて意地になって走り続けちゃった結果がコレ。
痛みがひどいときは、走ったあとで家族に見つからないように氷でつま先を冷やしたりもしてたな…
今なら笑い話ですが、スニーカー選びの間違いはケガにつながることをまさに身をもって知りました。
私のようにデザインを第一にスニーカーを選んで、痛みに苦しむことがないよう、参考にしてもらえると嬉しいです。

これを読んでいるみなさまがぴったりの靴と出会えますように!
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